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三木稔 オペラ日本史連作 作品紹介

幸せのパゴダ オペラ2幕10場(2010,Op.146)

作・台本:岩田達宗、
声楽編成:sop, sop, mez, alt, ten, ten, bar, bas
楽器編成:orchestra (1-1-2-1, 2-1-1-1, 2 perc, pf, str)
上演時間:app.2h(予定)
音楽総時間:同上

初演:未定(2010年はオペラ界にとって資金的に例年の上演本数をカットせざるを得ない最悪の状況で、予定していた初演を延期せざるを得ないことになった。)

参考:東京新聞2010年11月5日記事

【注】フォークオペラ版《幸せのパゴダ》練習中より、作曲者は台本作者と協議して、予定より長くなったフォークオペラ版の台本の推敲縮小を依頼、全編の歌化、オーケストラ化を企図。同時にそこから第2幕と改める第8場冒頭の劇中劇に、「あの戦争は何であったか」を出演者が問いあうversion2を用意して、「三木稔、日本史オペラ第9作」とする構想を持った。2008年3月にversion2を除く台本が完成と同時に冒頭より再デッサン(vocal score)を開始して10月に完成、2009年2月7日オーケストレーション完成(この時点では第8場冒頭の劇中劇version2は台本未完)、version2を使用しての公演は可能な状況まできていたが、2010年春version2の台本完成で作曲再開、2010年6月30日にフルスコアが脱稿し、オペラ《幸せのパゴダ》および『三木稔・日本史オペラ9連作』が37年を要して最終的に完成した。



三木 稔